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「あぁ〜…やっと終わった!」
遊雪高校図書室から声が聞こえた。
12月24日 クリスマスイブ。
ここは雪のよく降る町、遊雪町。
この町にある遊雪高校から物語は始まった。
時刻は5時をまわっている。
図書室の窓から覗く空は厚く薄暗い雲に覆われていた。
天気予報では今日の午後から明日にかけて雪の予報。
ここ数年、遊雪町には珍しくクリスマスには雪が降っていない。
ロマンチックなイブに生徒達は足早に帰宅する生徒が多いなか、図
書室では、図書委員の椎度と有栖川が蔵書点検に奮闘していた。
二人しかいない図書室は小さな音でもよく聞こえるほど静かだ。
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