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「え…お手洗いに…。」
失礼なことを聞いてしまった。
そう思う椎度であった。
丁度椎度がお手洗いに向かう通路をさえぎってしまっていた。
「ご…ごめんなさい!どうぞ!」
椎度はさっと道を開けると、車椅子の少女は苦笑いの表情で一度
会釈し、通路を後にした。
「ふう…本当に今日はついてないな…でもあの子、あいつに似てた
な…。」
椎度はある過去を思い出した。
「…っとさっさと済ませて帰るとしよう。」
椎度は今日一日でどっと疲れた様子で、早く家に帰りたいようだ。
カウンターに伝票を持っていき、改めて値段を聞くとものすごい金
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