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 華子が教室を出た頃、有栖川は昇降口で待っていた。
外は雪で真っ白だ。
「おまたせー!」
 華子が息を切らせながら階段を駆け下りてきた。
「あら…今日も走ってご登場ね…。」
 有栖川はくすっと笑った。
「昨日とおんなじだー!やせるかもねこれなら!ごめんねおそくな
っちゃって!駅前におしゃれな喫茶店があるらしいからそこ行こー!」
 二人は冷え切った昇降口を出た。
雪の舞い踊る空を見ると、昨日の雪とはまた違った雪だ。
今日も空はこの先を見守っているようだ。



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