Back / 目次 / Next
「…ひとつ言っておくけど…まだ振られたわけじゃないのよ…。」
「な…なによ有栖川さん!いいじゃん誰のことが好きになっても誰
のことが嫌いになっても!」
華子は、有栖川が急に真剣な表情で言ってきたので動揺している
ようだ。
「あ、店員さん!プチホットケーキセット2つお願いします!」
「かしこまりましたー。」
淡々と注文をメモして、店員が立ち去ると有栖川はしつこく続け
る。
「強がってるかどうかわからないけど…きっちり伝えた方がすっき
りするんじゃないかしら…?それに…なんとなくだけど、今しかチャ
ンスがないような気がするの…。」
「ちょ…ちょっとお!椎度のこと好きな子がいるとか!?」
(23)
Back/目次/Next
Present by Milk Cafe*