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言った。
「あは。驚いた顔だから昨日とちょっと雰囲気違うけど…昨日会い
ましたよね!よかった…どうしてももう一度会いたかったんです!」
「え…?」
椎度は内心どきっとした。椎度の中では【あいつ】と被る少女が
自分を探していた…嬉しいような、でもどこか不安な、なんとも言
えな気持ちが心の中に浮んできた。
「おねえ〜!降ろして〜!」
少女は車の中に顔を引っ込めて運転席に向かってそう言った。
運転しているのはどうやら少女の姉のようだ。その言葉の後に運転
席からすらっとした女性が降りてきた。少女の姉は椎度に向かって
「ゴメンネ」とばかりに両手を合わせてから、後部座席のドアを空
け車椅子を取り出した。
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