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車椅子を組み立てると少女をおぶって車から降ろすと、車椅子に座
らせた。
「おねえありがと!」
 椎度は驚いた顔のままその作業を見守っていた。
「ふう…改めましてこんにちは。昨日ファミレスであった【星子】
って言います。実はお聞きしたいことがあって探してました。」
「え…なんでしょう。」
 椎度はぎくしゃくしていて落ち着かない様子。
「【凛ちゃん】、知ってますよね…?」
「…なんであいつのこと知ってるんだ…?」
 【凛】という名前を聞いた途端、椎度の表情が変わった。鋭い目
つきに落ち着いた口調、普段の椎度に見られない顔だ。
「椎度…さんですよね?お名前…。」

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