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「「おアツいのね二人とも…。」
有栖川はいじわるそうな目で椎度を見る。
「?!俺はただ…」
「あら…救急車…。」
有栖川は席を立ち、窓を眺めた。
「もう暗くなり始めてるのね…。」
ふと、図書室の外で物音がした。次の瞬間ドアが乱暴に開けられた。
息切れした一人の男子生徒が入ってきた。
「あ、信高。どうしたんだお前が図書室とか。」
椎度は、目をきょとんとさせて男子生徒へ言った。態度を見ると
後輩のようだ。
「部活が終わって帰るところだったんす…でもものすごく大変なこ
とを聞いてしまったんで…。」
「大変なこと?」
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