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12月28日
空から舞い散っていた雪は静まり、ただ厚い雲が空を覆っている。
落ち着かないのか、椎度は自分の部屋のベッドで何度も寝返りを
うつ。星子から知らされた衝撃的な事実に椎度は未だ困惑していた。
『凛ちゃんが死んだのは、私のせいです…。』
この言葉が何度も、何度も、椎度の頭の中で響く。なんとも言え
ない感情が椎度の心にこみ上げてくる…
なぜあの時有栖川は凛を行かせたのか…
なぜ凛は星子と知り合ってしまったのか…
なぜ星子だけ助かったのか…
今更考えてもどうにもならない感情、憎しみのような、恨みのよう
な、悲しみのような複雑な感情が椎度を取り巻く。その心と通じる
ように、体は脱力感が包み込む。
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