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椎度は予定を変更して外食することになった。
クリスマスの過ぎた街はイルミネーションも撤去され、落ち着い
た様子だ。
椎度は駅前の時計塔の前で有栖川を待っていた。
「待ったかしら…。」
右方から有栖川がやってきた。クロのコートに白のハイネックセ
ーター、長いチェックのスカートに身を包んだ姿は高校生とは思え
ないほど大人びている。
「いや…そんなには。」
椎度は顔を背けて言った。
「じゃあ行きましょうか…ゆっくり喫茶店でもどうかしら…?」
「俺は何処でも構わないが…それにしても珍しいな。有栖川が誘う
なんて。」
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