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は本をあさっている。
「あ…。」
 椎度の口から思わず漏れた一言、目線の先には一冊の本がある。
「あなたの風を感じた空」。そう題名が書いてある。椎度は根っか
らのこの本の著者のファンだ。
 椎度はその本に手を伸ばす。
「その本書いてる人って、結構いいの書くよね。」
 椎度は誰かと思い振り返ると、そこには見覚えのある顔があった。
すらっとしたスタイル、何冊か本を抱えている女性、クリスマスの
日見た顔…星子の姉だ。
「ちょっとぶりだね。椎度君…だっけ?」



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