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「椎度さんはギターとかやらないんですか?」
星子と椎度は、ライブで盛り上がる駅前の端で、なんとなく演奏
を聴いていた。星子の姉は仕事のため、星子を駅前に下ろし、駅前
を後にしていた。
「俺?まったくやらないな…やっぱり…そういう方がいいのか?」
目線を斜め上に向け、照れくさそうに頭をかきながら言った。
「全然そんなことないですよ?優しくて、気が合う人がいいな〜…。」
そう言いながら星子は、車椅子から椎度に遠慮がちな視線を送った。
しかし、椎度は目線をそらしたままで気づかない振りをしていた。
「さて、どうするかな…。」
「何がですか?」
「いや…約束通りリハビリ…。」
「その前に遊びましょうよ。せっかくのお祭りじゃないですか。」
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