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星子は微笑みながら、椎度の着ているジャンパーの袖を引っ張る。
「え…。そ…そっか。じゃあ出店でも回ってみるか?」
「はい!色んな物買ってみたい…わたあめでしょ?じゃがバター…」
ひとつひとつ指を折りながら買いたい物を言う星子に、椎度は思わ
ず微笑した。
「君…意外と食い意地張ってんだな。細いのにすごいな。」
椎度の言葉に、星子は顔を赤らめ、目を見開き、しまったとい
う表情をした。その後、顔を下に伏せると小声で
「…こういうの久しぶりなんですよーだ…。」
と、ふてくされたような言い方で、椎度に言った。
「わかったわかった。んじゃ行くぞ。」
そういう椎度に、珍しく明るい笑顔が見えた。
「はい!あ…私のこと、君じゃなくて星子でいいんで…そう呼んでく
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