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「なんか買ってきてやろうか?」
 椎度は駅前から少し外れた小さな公園にひとまず落ち着いてい
た。
「ん…じゃあたいやき。」
「結局あきらめてなかったんだな…。」
 椎度は眉をひそめ苦笑した。
「ちょっとだけ待ってろ。すぐ買ってきてやるから。」
 椎度はそう言って公園から駆けていった。
 駅前通りはさっきよりも混み合っていた。椎度は必死に星子
が見つけたたいやき屋を探した。
「あ…。」
「あ…椎度…!」
 一足先に、華子がたいやきを買っていたようだ。

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