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 冷たい空気で、たいやきは大分冷めてしまっていた。
「どこ…行った?」
 どうやら元いた場所に星子がいないようだ。
 辺りを見回す…すると公衆トイレの前に星子の姿があった。
「星子どうしたぁー?」
 少し遠くから声をかける。
「椎度!早く早く!もれちゃう…!」
 よく見ると少々高い段差で登るに登れないようだ。
「ちょ…ちょっと待ってろ!」
 すぐさま駆け寄ると、車椅子を押してやった。そして星子は急い
でトイレへと駆け込んでいった。

―――しばらくすると星子が戻ってきた。

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