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「本当ごめんなさい…。」
 星子は、トイレから戻ってくると、恥ずかしそうにそう言った。
同時にほっとした表情でもあった。
「いや…俺こそ気が利かなくて悪かったな。」
 逆に椎度は罪悪感があった。女の子にとって、さきほどの状態
はとても恥ずかしかっただろう、と思っていた。
「あ…ほれ、たいやき。」
「あ!ありがとう!」
 たいやきで、星子の恥ずかしさもどこかに吹き飛んだようだ。
手を伸ばしたいやきを受け取ると、うれしそうにほおばった。
「悪いな冷たくて。」
 そう言って、椎度は自分のたいやきをほおばった。そしてふう
と一息ついて言った。

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