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「おっと…そういえば牛乳あったっけ…。」
椎度は独りつぶやき、キッチンへ向かった。
「やっぱきらしてる。ちょっくら行ってくるか…。」
椎度は、冬によく牛乳を温めて飲んでから寝ることが多い。
マフラーとジャンパーを着込み、手袋して防寒をすると、コン
ビニへと出かけた。
…―――コンビ二は早くも正月関連の商品が並んでいる。
椎度はさっそく赤い牛乳パックを手にとるとパンのコーナーも
覗いた。そしてひとつあんぱんを手に取った。その瞬間背後に人
影を感じた。
「お前、甘いもの好きだったか…?」
椎度は肩を叩かれ、振り返った。
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