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椎度はそう言うと、あんぱんをもう一つつかみ、レジへ向かった。
そして会計を済ませ、店の外へ出ると、ハヤテに一つあんぱんを渡
した。
「…で、相談ってのはなんだ?」
「ん…もし大切な人がいるとする…その人がさ…
「ん?おいちょっと待て…お前、【コレ】できたのか?」
ハヤテはそう言って、右手の小指を立てて見せた。
「あ…?だからさ、もし大切な人がさ…
「言えないのか…?照れるなよ。でもめでてえ話だなこれは。」
ハヤテはにやりと笑いそう言った。
「…大切な人がいたとしてさ…」
椎度は無視して話を続ける。
「その大切な人が、もし歩けなかったら、お前ならどうする?心を
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