Back / 目次 / Next

 窓越しに寄りかかっていた部長の椿が話しかけた。

「…まあね。」

「この間は偉そうに音楽の楽しさ教えるなんて言っちゃったよね。謝るよ。」

「…なんで?ところで、ここは誰がギターやってんの?」

 影知がそう言うと、椿は苦笑いでこう言った。

「今はいないんだ。強いて言えば…忍かな。」

「…それは頼りないな。」

(29)

Back/目次/Next




Presented by Milk Cafe*