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花だったかな…。)」
「(それに、何かと几帳面で面倒だったよな…。それに比べたら星
子は元気だし、気が合うし…。)」
「(…。)」
「(…違う。)」
「(…違うんだ…。)」
「(…違うんだよ…。)」
「(そんなところも…全部…全部好きだったんだよ・・・!)」
「(何に守れなかった。大事なときにいてやれなかった…。)」
 気がつくと、椎度は唇をかみ締め、大粒の涙をこぼしてい
た。
そしてしばらく、子どものように泣きじゃくった…


(96)

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