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 星子は目に涙を浮かべていた。
「私ね…立ちたいってずっと思ってた。でも…でもね、今まで忙し
くて相手してくれなかったお姉が、いっぱい構ってくれて…。そ
れが嬉しかったの…。もしこのまま立っちゃったら…また相手し
てもらえないんじゃないかって…ずっと思ってて…。」
「お前の姉さんだって、お前のことを構ってやりたかっただろうさ。
ただ、お前のためだけに生きられないんだよ。…ただそれは自己
のためではなく、それが姉さんの役割…。お前も大人になれば…
わかるさ。」
 ふと、ハヤテは周りを見つめた。
「お…。お前の大切な人がやってきたぞ。」
 ハヤテの視線の先には、息のあがった椎度の姿があった。
「椎度!」

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